SDGsSDGsへの取り組み
北海道マラソン2023では、国際社会が取り組んでいる持続可能な開発目標(SDGs)の達成に向け、以下の取り組みを推進していきます。
北海道産木材を使った、コース上に設置する折り返し地点のモニュメントを制作

森林や里山の維持管理のためには「間伐」がとても重要です。
しかし間伐材は形が良くないものも多く、木材チップやおが屑材など、価値が低い原材料として消費されることが多くあります。
今回、老朽化していた折り返し地点のモニュメントを新調するにあたり、北海道産木材(間伐材)を使用します。森林環境への貢献、マラソン参加者にとっては、現地(北海道)ゆかりのものとなり、いい思い出になる思いを込めました。
大会前々日、前日のEXPO会場でも展示します。大会当日は本大会唯一の折り返し地点に設置しているモニュメントを見ることを1つの目標にしてその先の完走を目指して頑張ってください。
企画協力:北海道大学
素材協力:(株)ハルキ・北海道
制 作:北海道マラソン組織委員会

「運動のきっかけ」を提供

2022大会でフルマラソンの制限時間を5時間から6時間に延長したことで参加しやすくなりました。「北海道マラソン」の完走を目指してトレーニングすることが、健康増進につながります。

誰でも参加できるマラソン大会に


フルマラソンには「視覚障がい者の部」を設け、視覚障がいを持つ人が参加しやすい環境を用意しています。また、「はまなす車いすマラソン」と合同開催することで、どなたでもマラソンを楽しめる一日になります。
北海道マラソンには約4,500人のボランティアが参加しています。コース上の給水や沿道の自主警備、救護活動など、多くのボランティアの力に支えられています。ランナーだけでなく、ボランティアもまた北海道マラソンの主役なのです。



子どもたちとアスリートが触れ合う機会を創出

世界トップレベルのアスリートを身近に感じてもらうことで、子どもたちのスポーツへの意欲が高まります。親子を対象とした1kmのショートレース「ウイニングラン」を開催。子どもたちが未来に向かって駆け出します。

環境に配慮した車両を競技に使用

大会運営に必要な車両の一部に、燃料電池自動車(FCEV)を使用。CO2排出量を削減するとともに、テレビやコース沿道で観戦する人に環境保護を考えてもらうメッセージとします。

北海道沼田町の雪を使ってランナーをサポート

25km地点付近の前田森林公園内にサポートエリアを開設します。給食や給水に加えて、アイシングに使用できる雪を提供します。氷を製造するのではなく、すでにある雪を供給し、環境にやさしい大会を目指します。

印刷物の削減・紙資源の節約


今年の北海道マラソンは、WEBやメール、スマートフォンアプリの活用などにより、紙資源の使用量を抑えます。また、給水に使う紙コップはこれまで同様リサイクルし、貴重な資源を無駄にしません。環境にやさしいマラソン大会を目指します。
参加賞はサステナブルで地球環境にやさしいTシャツ

回収した古着と繊維工場由来のポリエステル繊維(糸くず)を化学的に分解して原料に循環させた再生ポリエステル素材を使ったTシャツが、参加記念品(オン・ジャパン提供)です。スポーツシーンだけでなく普段使いにも適した着心地の良い素材を使用します。

受付袋も環境に配慮した素材を採用

大会前々日、前日のアスリートビブスをお渡しする際に配布するランナー受付袋は、
100%植物由来の海水中でも生分解される「カネカ生分解性バイオポリマー Green Planet®」で作られています。

参加料の一部を寄付、地域の盛り上げ

参加料の一部をチャリティーとして北海道交通遺児の会、北海道新聞野生生物基金などへ寄付します。
企業、大学、ボランティアなど、さまざまなパートナーと連携し、マラソンを通して北海道を盛り上げていきます。
